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自分や家族のありたい姿を意識し話し合う事の大切さ

株式会社太平洋シルバーサービスが運営する介護付有料老人ホーム、シルバーシティ哲学堂が2014年11月で開設30周年を迎えるにあたり、開催された記念イベントに参加しました。当日は「終末期ケアの実践」がテーマで、記念セミナーが開催されました。

シルバーシティ哲学堂の施設外観

看護師で医療コーディネーターの講師より、これまでの在宅や施設の看護や介護の現場での経験、事例を交えお話がありました。ご自分の終末期にどうありたいか?自分自身が元気なうちから備える事が何より大事であるとのお話です。
日本では1975年を境に、病院で亡くなる高齢者が自宅で亡くなる高齢者を上回っています。しかし、最後は自宅で迎えたいと思う高齢者が圧倒的ですが、一方では、ご家族や施設は、自宅(または在宅としての施設)でご家族(ご入居者)が亡くなるという経験がまだまだ少なく、自宅での看取りは、困る、不安、負担が重いという風潮があります。高齢者の意志が何より大事ですが、最近はご家族に遠慮があり、高齢者が自ら、施設や病院での最後を選択される方事が多いそうです。

死に寄り添うとはどいうことなのか?
ご家族や施設が最後まで逃げないで死に寄り添う事や、ご本人の生活や価値観を理解し見守る、看取る姿勢が必要です。最近は、孤独死の場合も、警察は予め事情がわかっていれば不審死とは扱わず、掛かりつけ医やヘルパーに連絡と取り、死亡診断書の発行等の手続きが滞らなくなってきているといいます。

シルバーシティ哲学堂のモデルルーム①

看取りまで可能という施設の中には、最後は病院に運ぶきまりとなっているところも実際にはあります。経営側に、施設からご遺体を出す事に対する抵抗があるのではないか。現場は対応する事に以外と抵抗は無い。身近に老人がいない社会が要因している事で、老衰に対する理解が薄れてきています。食べる体力が落ちる事や衰える事は当たり前の事であるはず。その後に行う医療処置、胃ろうや点滴を本人が本当に望んでいますか?60歳以上の人の発症が90%以上のガンも遺伝子の老化が原因である事が多く、今や特別な病気という見方はせず、がんは老衰の一部であると考え、治療はご本人の意思次第です。

シルバーシティ哲学堂のモデルルーム③
自然な死の兆候の例は、眠っている事が多くなる、食事の量が減る、見当違いが起こる等、死の直前までの体の変化の例をこれまでの経験よりお話があり、人間の最後の姿をごく当たり前の事としてとらえる心構えが必要。自然に亡くなるという事は良い事である。心と体の変化などの起こりうる事は殆ど予測が出来、何も怖がる事は無い。自然であることが本人には一番苦痛が少ないので、看取りを倫理的に理解すし、心を添えることが大事です。
またご本人は、身辺整理として普段から出来る事はやっておく意識が大事。そして、周りの心構えとし信仰に関する寛容さや、その方の全てを受け入れる精神が必要だそうです。

当日は、ご入居者も一緒に参加され耳を傾けていたのが印象的で、自分の立場に置き換えて創造する良い機会となりました。また、自分や家族の最後を創造する事や、自分や家族のありたい姿を意識し話し合うことが大事さを実感しました。

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